塾生の成長
小学生・中学生は様々な成長を見せてくれます。
短期間で大きく変化する子がいれば、ある時ふとしたタイミングで大きな変化を見せてくれる子もいます。様々です。
同じ授業をしたとしても、塾生の状況や気持ち次第で入り方が全く違います。
ありがたいことに今まで創学館で色々なお子さんと接してきました。
例えば、こんな子がいます。
中学1年生で入塾された子ですが、
「英語が苦手なんです」と。
『自分で単語を覚える』という概念がなかったようで、入塾したての頃は、毎回テストと自宅で練習する範囲を指示する、ということを繰り返していきました。
ご自宅でも勉強する量が増え、着実に『自分で覚える』ということを実践してくれるようになりました。
不器用さはありましたので、言われたことがすぐに実践できたわけではありませんが、一生懸命でありました。
2年生の頃には既に「言われなくてもテスト勉強をする」ようなお子さんになっておりました。確実に勉強に対する意識が変わっていきました。
3年生の頃には、点数の目標の達成に向けて、塾の日などに関係なく自宅でもずっと努力し続けてくれたようです。もうそのころになると、創学館に来て、「こういう問題がほしいです」と要望があった問題を我々は準備するような利用の仕方でした。
入塾当初は、福岡工業高校に行きたい と言っていましたが、勉強の努力を続けるうちに、
大学へ行きたい という目標に変わり、高校進学は福岡工業高校でなく、大学進学へ向けて別の高校を選択され、高校生になり創学館を巣立っていきました。
高校でも努力をし続け、高校でも成長を続けている、と話を聞いています。
勉強が苦手でも、意識の変革や行動の変化で大きく成長を見せてくれることが小学生や中学生という若さの可能性です。
そんな可能性を広げていけるお手伝いができるような存在でありたいです。
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