建国記念日?建国記念の日?
小学生とのやりとりです。
「明日はなんで学校お休みなんでしょうか?」
「えーっと・・・」
祝日を意識している小学生もあまりいないですよね。。。
2月11日は建国記念日?建国記念の日?
「の」が入るのと入らないのでは実は意味が大きく違うとのことで。
日本という国家が一体いつから存在していたのか、ぼんやりしていて詳細が不明なんですよね。所説あるようで。
ただ、現実としては、いつからかはわからないけれど、氷河期が終わり大陸から離れた日本列島に住む人々が、なんやかんやあって、一つにまとまっていって、朝廷やら幕府やらできて、西洋文化が入ってきて「国家」という認識が必要になって、条約など結んで日本の領土を確定していって・・・
今に至る!と。
独立宣言的なものが出されたわけではないので、具体的な「建国した年、月日」は不明なのです。
戦前は、天皇家の最初の方が即位された日が現在の太陽暦に照らし合わせると2月11日だから、じゃあそこが日本の建国記念日だ!となっていたようで。
しかし、今は「信憑性に欠けるから断定はできないのでは?」という意見もあり。
そこで、いつ建国されたかは実際のところはわからないけれど、日本という国土や国家があることは事実なのだから、その最初の建国そのものをお祝いしましょう、ということで
「建国記念『の』日」としているようで。
とりあえず、2月11日建国記念の日は、今までのご先祖様たちが頑張ってくれたおかげで我々は食べるものに苦しむことなく、生命の危機を感じるようなこともなく、夜が来て同じように朝が来ることが当たり前のような生活が送れていますよ、と感謝しましょう
っていうような話をしてみました。
小学生的には難しいお話でしたが。。。
日本はなぜ先進国の立ち位置でいられるのか?
それは、昔から読み書きそろばんなど、教育に力を入れてきたことも要因の一つであったり。地政学的に大陸から絶妙な距離感ということも大きな要因らしいですが。
いつか中学生にはこういう話もしてみようと思います。機会があれば。
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